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【2025年夏の秋田旅行記】東北三大祭り・秋田竿燈まつりへ!〜稲庭うどん・美味しいもの総まとめ〜

2025年の夏、私は東北三大祭りのひとつ、秋田竿燈まつりを目的に、秋田県の旅へ出かけました。

この記事は、前回の「男鹿半島観光」編の続きで、3泊4日の旅で出会った美味しいものの記録編となります。

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稲庭うどん ー稲庭うどん小川 と 佐藤養助ー

讃岐うどん(香川県)、稲庭うどん(秋田県)、水沢うどん(群馬県)が日本三大うどんと言われています。

本場の稲庭うどんを食べに稲庭へ足を伸ばしました。

稲庭うどん 小川

今回の稲庭訪問で一番楽しみにしていたのは「小川」さんを訪れること。

秋田へ行く少し前にマツコ・デラックスの「マツコの知らない世界」で、稲庭の「小川」さんが紹介されていたのです。

滅多にテレビは観ないのに、たまたまテレビを点けたら目に飛び込んできたのです。

テレビの中で”素麺オタク”が出演していて、おすすめの素麺Top3の2番目に紹介されたのです。

「小川」さんの材料は『国産の小麦と塩』それと『秋田の美味しい水』を使い、熟練の職人さんが麺の中に気泡が残るように手練りで仕上げているのだそうです。

それからというもの、これは絶対に行こう!と心に決めました。

稲庭はうどんが有名ですが、そうめんもうどんも同じ。

麺の太さの違いで呼び方が変わるだけなのです。

麺の種類太さ
うどん直径1.7mm以上
ひやむぎ直径1.3mm以上1.7mm未満
そうめん直径1.3mm未満

旅の計画ではお昼ご飯を食べようと思っていましたが、行ってみると小川さんはレストラン・食堂は無く店頭販売のみの予想外でした。

ひとまず、素麺とうどんを購入。

購入すると、うどんの耳(切れ端)の掴み取りを無料でさせてくれますので、ぜひ楽しむのも良いと思います。

ちなみに、このうどんの耳は、普通のうどんとして食べたり、お味噌汁に入れたり、グラタンにしたり、サラダに入れたりといろいろアレンジできます。

佐藤養助

お昼ご飯をどこで食べようか・・と思案しながらGoogle Mapで調べると、近くに「佐藤養助 総本店」があることが分かりました。

佐藤養助は、秋田市内を初め秋田のあちらこちらに店舗があるので、ここならランチが食べられること間違いなしです。

こちらが佐藤養助の稲庭うどんです。

注文したのは「二味天せいろ」1,850円

写真では見えていませんが、醤油ベースのめんつゆと胡麻だれ味噌のつゆの種類の味が楽しめます。

(右下に見えているのは天つゆ)

美味しい・・言葉を失うほど美味しかったです。

麺はしっかりしているのにツルツルで喉越しよく、そのままツルっといっても、噛んで小麦の味を味わっても、どちらも舌を楽しませてくれます。

稲庭うどんの美味しい理由

美味しい理由1:油を使わないで作っている

稲庭素麺(うどん)が美味しい理由は、まずはなんといっても「油」を使っていないことです。

うどんやそうめんは、小麦粉がボロボロにならないように、または麺同士がくっつかないように、油を練り込むことが非常に多いのです。

この油がやっかいで、麺を嗅ぐと臭いでわかります。臭いのです。

臭いの理由は、麺に入れた油が酸化しているからなのです。

麺は干して日持ちを良くします。つまり、日持ちが良い分だけ酸化が進むのです。

体内に酸化した油を入れることは、健康上良くありませんし、臭いし、美味しくないしでメリットは企業側にしかなく、消費者には何1つありません。

ぜひ、麺を買うときは「原材料を確認」して「臭いを嗅ぐ」で確認してから購入するのをお勧めします。

美味しい理由2:恵まれた美味しい水

美味しい理由その2は、豪雪地帯の栗駒山地の雪解け水が、地中で濾過されて湧き出てくる水を使っていること。

「小川」さんは小麦は国産を使っているのだそうです。

どこのどんな小麦かは分かりませんでしたが、もし再訪することがあれば聞いてみたいと思っています。

美味しい理由3:熟成を重ねることでできる気泡

「小川」さんは5段階、「佐藤養助」さんは3段階の熟成をしているそうです。

その熟成によって麺の中に気泡ができ、気泡があることによって茹で上がりの時間が短く、けれどしっかり麺に熱とお湯が入り、ツルツルなのに腰のある稲庭うどんになるのだそうです。

また、稲庭うどんは「手延べ」が多く、職人さんの手の感覚でその日の気温・湿度を調整しながら作っていくのだそうです。

ババヘラアイス

オーソドックスなピンクのババヘラアイス

秋田といえばババヘラアイス、ババヘラアイスといえば秋田と言えるほどの、秋田名物。

ババヘラアイスとは、おばあさん(ババ)がヘラを使ってバラの花の様に盛り付けるアイスクリームのこと。

ババヘラアイスを初めて知ったのは、20台後半にMSNブログ(今は無い)をやっていた頃、秋田在住のカメラマン・ライターさんとブログを通じて知り合い、教えてもらいました。

それかはかれこれウン10年、やっと念願叶って食べることが出来ました。

こちらは変わり種のブルーのババヘラアイス

ババヘラアイスのおばちゃんが言うには、最近は「ギャルヘラアイス」もあるそうです。

女子高生や女子大生がアルバイトでやっているらしいです。

一度、ギャルヘラアイスも食べて見たかったんですが、この旅の間ではお目にかかれず。

次回こそは!

秋田郷土料理が楽しめる居酒屋「秋田川反漁屋酒場」

ナマハゲがお出迎え

初日の夜、郷土料理が食べたいと思い、地元の料理が食べられる居酒屋を探しました。

これが大当たり!

きりたんぽ、ハタハタ、新鮮なお刺身、比内地鶏などなど。

「秋田川反漁屋酒場」(あきたかわばたりょうやさかば)

〒010-0921 秋田県秋田市大町4丁目2−35

☎️:018-865-8888

席に着くと、どの席にも1人用の卓上炉があるんです。これは最初に出てくるお通しが”豚肉の卵とじ”なので、目の前で熱々お料理が食べられます。

牡蠣も美味しかった〜〜〜

しかし、今回はお祭りなので浴衣で来たこともあり、あんまり入らない(笑

次はウエストゴムの服で来てたらふく食べたいですねぇ

道の駅

みんな大好き道の駅。

旅に出て見つけるとついつい立ち寄ってしまいます。

今回いくつか立ち寄り、その中で一度だけ食事をしました。

それが、男鹿半島にある「道の駅 おが オガーレ」

「おが オガーレ」には、ウニやカニ、サザエなどの魚介類がお手頃価格で売っています。

値段を失念してしまったのですが、紅ズワイガニが驚くほど安くて、旅の途中でなければ絶対に買ったのに・・と思いました。

こちらの名前がユニークなレストランで、少し遅いランチを食べました。

その名も「東洋一の海岸線にある男鹿のレストラン」です。長いですがインパクトあります。

テーブルは店内とテラス席とありました。

注文したのは「男鹿産天然真鯛と男鹿産ギバサと紅ズワイガニの3色丼」2,180円

紅ズワイガニと鯛がたっぷり載っています。

そして、ギバサというご当地ならではの海藻も。

食べたのは初めてで、メカブのようにネバネバしているのが特徴です。

貝と海藻が大好物なので、私にとっては贅沢なランチとなりホクホクです。

まとめ

お土産に買った「秋田トートバック」サイズ感も重さも丁度良くて、毎日愛用中

秋田を訪れて感じたのは、どの食にも“丁寧な手仕事”と“自然の恵み”が息づいているということ。
稲庭うどんの小川さんや佐藤養助さんのように、素材・水・技を大切に守り続けてきた味は、派手さよりも静かな感動を与えてくれます。

稲庭の地で食べた一杯のうどんには、熟練の職人の技と、雪解け水が育んだ自然の力が詰まっていました。
そして、ババヘラアイスのやさしい甘さや、居酒屋で味わった郷土料理、道の駅で出会った地元の魚介類。
どれも“秋田の暮らし”をそのまま感じさせてくれる味でした。

旅の醍醐味は、観光地だけでなく、偶然立ち寄ったお店や地元の方との会話にこそあります。
「次はギャルヘラアイスを食べたい」――そんな小さな願いを胸に、また秋田の地を訪れたいと思います。

静かで豊かな秋田の旅、あなたもぜひ“本場の稲庭うどん”と“人の温かさ”を味わいに出かけてみてくださ

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last update : 2025-11-08 17:07:15
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