箱根「仙元の泉」でお水取り|大平台駅からの行き方を写真付きで紹介

箱根には温泉だけでなく、おいしい水が汲める場所がいくつもあります。

今回訪れたのは、箱根・大平台にある「仙元の泉」

箱根登山電車の大平台駅から歩いて行くことができ、無料で水を汲んで持ち帰ることができます。

今回は「お水取り」を目的に、ボトルを持って仙元の泉まで歩いてみました。

実際に行ってみると、観光地らしい大きな案内板が続いているわけではなく、

「本当にこっちで合っているのかな?」

と少し不安になるところも。

そこで今回は、私が実際に歩いた道を写真と一緒に紹介します。

これから仙元の泉へ行く方の参考になればうれしいです。

仙元の泉とは?

仙元の泉があるのは、箱根の大平台。

箱根町によると、大平台地区では山肌から湧き出る良質な水を水源としていて、仙元の泉ではその水を無料で汲むことができます。

箱根町観光協会では、大平台の名水を「姫の水」と紹介しています。

仙元の泉という名前は、仙元山の中腹から湧き出す水を引いていることに由来するそうです。

派手な観光スポットではありません。

でも、こんこんと流れる水と周囲の緑。

箱根らしい静かな時間を楽しめる場所でした。

大平台駅から仙元の泉へ

最寄り駅は、箱根登山電車の大平台駅です。

箱根湯本駅から大平台駅までは箱根登山電車で約15分。箱根ナビでは、仙元の泉まで大平台駅バス停から徒歩約10分と案内されています。

私は大平台駅から歩きました。

大平台駅から仙元の泉まで歩いてみました

最寄り駅は、箱根登山電車の大平台駅です。

箱根ナビでは、大平台駅バス停から仙元の泉まで徒歩約10分と案内されています。

ここからは、私が実際に歩いた順番にご紹介します。

大平台駅を出発

大平台駅を出て、最初に見えたのがこの風景。

大きな観光地という雰囲気ではなく、住宅の間を通る細い道から始まります。

「仙元の泉」という大きな案内が目の前にあるわけではないので、初めてだと少し戸惑うかもしれません。

この日は雨。

濡れた路地を歩いて、仙元の泉を目指します。

住宅地を抜けて進んでいきます。

雨に濡れた道路と、箱根らしい山の風景。

大平台は箱根湯本や強羅とはまた違った、静かな温泉街です。

途中には踏切もあります。

箱根登山電車が走る大平台ならではの風景ですね。

ここをさらに進みます。

歩いていると、昔ながらの町並みが続きます。

「生ゆば」「麩」と書かれた看板などもあり、どこか懐かしい雰囲気。

この辺りは綺麗なお水が豊富だからでしょうか?

お豆腐屋さんが2軒ありました。

残念ながらこの日はお休み。

そして、お仙元の泉は観光客向けのお店が並ぶ場所ではありません。

水を持ち帰るための容器も、現地で購入するつもりではなく、あらかじめ準備しておくことをおすすめします。

「しだれ桜通り」を通ってさらに奥へ

途中で見つけたのが、「しだれ桜通り」の表示。

春にはさぞかし美しい桜が咲くのでしょうね。

ここからさらに歩いていきます。

しかし、、、この辺りの交差点で私は道に迷ってしまいました。

目じるしは「一番急な坂道を選んで進む」です。

だんだん住宅が少なくなり、緑が増えてきました。

ここまで来ると、

「この道で本当に合っているのかな?」

と少し不安に。

でも、さらに進みます。

登り続けると、本道のほかに右手に2つの分かれ道。

いやこれ、トラップでした。

2本ともハズレ(笑

間違えて行ってしまって引き返す羽目に。

このあたりで私は一度、

「仙元の泉はどこ?」

となりました(笑)。

大きな観光案内があるわけではないので、初めて行く方は地図を確認しながら歩くのがおすすめです。

町営駐車場が目印

さらに進むと、駐車場が見えてきます。

仙元の泉は、箱根町観光協会でも「町営駐車場脇」と案内されています。

写真の駐車場です。

つまり、この駐車場が大きな目印。

「ここまで来ればもう大丈夫!」

というポイントです。

駐車場の奥の隅の方に。。。見つけました!!!

ありました!

木々に囲まれた一角に、水場が見えます。

ここが目的地の、

「仙元の泉」

です。

仙元の泉でお水取り

緑の中に「仙元の泉」の看板。

観光地らしく整備された派手な場所ではなく、昔からそこにある水場という雰囲気です。

私はこういう場所が好きです。

竹筒から、水がこんこんと流れています。

周囲は木々に囲まれていて、とても静か。

聞こえてくる水の音も心地よく、ここまで歩いてきた疲れも忘れてしまいます。

近くで見ると、こんな感じ。

かなり勢いよく水が流れています。

そして、いよいよ持ってきたボトルへ。

無事、お水取りができました!

わざわざ箱根まで水を汲みに行く。

それだけ聞くと不思議に思う方もいるかもしれません。

でも、自分の足で水のある場所まで歩いて、自分の手でボトルに水を汲む。

その時間も含めて「旅」なのだと思います。

無事に持ち帰る分のお水をいただきました。

お水取りに行くなら、ボトルを忘れずに

今回、私がお水取りのために用意したのがこちらです。

遮光性のあるボトルを持参しました。

ここで注意したいのが、仙元の泉へ着いてから容器を用意しようと思わないこと。

私が訪れたとき、現地にペットボトルなどの容器を販売している場所はありませんでした。

お水取りを目的に訪れる場合は、お水取りに適した遮光性のあるボトルをあらかじめ用意して持っていきましょう。

また、持ち帰る水の量が増えれば、その分帰りの荷物も重くなります。

大平台駅まで歩いて戻ることも考えて、自分で無理なく持てるサイズを選ぶのがよさそうです。

雨の日の仙元の泉もよかった

今回訪れた日は、あいにくの雨。

最初は「せっかく箱根まで来たのに雨か……」と思いましたが、歩いてみると、これが意外によかったのです。

濡れた木々。

霧のかかった山。

静かな大平台の町。

そして、竹筒から流れる水の音。

晴れた日の箱根とは違う、しっとりとした景色を楽しむことができました。

ただし、雨の日は道路や坂道が滑りやすくなります。

仙元の泉へ歩いて行く場合は、歩きやすく滑りにくい靴がおすすめです。

仙元の泉へ行ってみて

今回のお目当ては、観光名所でもグルメでもなく、

「箱根の水」。

大平台駅から町を歩き、少しずつ緑が深くなっていく景色を楽しみながら仙元の泉へ。

途中で、

「本当にこっちでいいの?」

と迷ったことも含めて(笑)、楽しい小さな旅になりました。

仙元の泉だけを目的に訪れるのもいいですが、大平台は温泉の町。

実はこのあと、近くの温泉にも入りました。

さらに箱根湯本へ戻って、お蕎麦を食べ、箱根名物の「湯もち」も購入。

お水取り+温泉+箱根グルメ。

東京からの日帰りでも、十分楽しめる一日になりました。

その様子は、次の記事でご紹介します。

仙元の泉 基本情報

仙元の泉(せんげんのいずみ)

所在地:神奈川県足柄下郡箱根町大平台
最寄り:箱根登山電車 大平台駅
アクセス:大平台駅バス停から徒歩約10分
料金:無料
水の持ち帰り:可能

箱根町観光協会では、大平台の水を「姫の水」として紹介しており、仙元の泉では自由に汲めると案内しています。

※訪問時の情報です。現地の状況は変更される場合がありますので、お出かけ前に最新情報をご確認ください。

この後のお楽しみは・・・

箱根といえば、全国的に有名な「温泉地」です。

仙元の水でお水取りをした後は、日帰り温泉、蕎麦、美味しいお土産とお楽しみが続きます。

次の記事でご紹介します。