ベトナム・カンボジア・バリ島を巡る13日間の一人旅。
ハノイ観光1日目は、タンロン城跡、文廟、ハノイ駅、トレインストリートと、朝からあちこち歩き回っています。
そして、まだまだ観光は続きます!
次に向かったのは、ベトナムの歴史を知ることができる「ホアロー刑務所」。
その後は、シクロに乗ってハノイ・オペラハウスへ。そしてホアンキエム湖の玉山祠を訪れました。
歴史あり、美しい建築あり、ちょっとスリリングな乗り物体験あり。
盛りだくさんのハノイ観光、後半編です。
ベトナムの歴史を伝える「ホアロー刑務所」
ハノイ駅とトレインストリートを見学した後は、ホアロー刑務所へ。

ホアロー刑務所は、フランス植民地時代に建設された歴史的な刑務所です。
最初到着した時に、入り口に「MAISON CENTRLE」と書かれているので、メゾン?刑務所なのになんでメゾン?間違えたところに着いた?と思っていましたが、これはフランス語なのですね。

フランス統治時代には、独立運動に関わった多くのベトナム人が収容され、過酷な扱いを受けた場所として知られています。
館内には当時の様子を伝える展示やギロチンなどが残されていて、ベトナムが歩んできた歴史の重さを感じます。
ギロチンの写真は、あまりにも生々しくて撮るには気持ちが追いついていきませんでした。。。

その後、ベトナム戦争中にはアメリカ軍の捕虜が収容され、アメリカ人捕虜たちから「ハノイ・ヒルトン」と呼ばれたことでも知られています。

現在は建物の一部が博物館として保存され、一般公開されています。

受付では有料の音声ガイドも借りられるので、展示内容をじっくり理解したい方にはおすすめです。
昼間の見学だけでなく、夜の特別な体験ツアーもあるそうです。
今回は通常の見学でしたが、次にハノイを訪れる機会があれば、夜のツアーにも参加してみたいと思っています。

ホアロー刑務所からオペラハウスへ。初めてのシクロ体験!

次の目的地は、ハノイ・オペラハウス。
ホアロー刑務所から歩いて18分ほどの距離です。
歩けない距離ではありません。
でも、朝からタンロン城跡、文廟、ハノイ駅、トレインストリートと歩いてきたので、すでに結構な距離を歩いています。
ホアロー刑務所の前には、観光客を待つシクロのおじさんたちがたくさん。
普段は客引きされると、つい断りたくなってしまうのですが(笑)。
せっかくベトナムに来たのだから、一度はシクロに乗ってみたい!
ということで、ここからはシクロで移動することにしました。
シクロの料金交渉が、なかなか面白い!

ただし、観光客だからと高い料金を請求されるのは避けたいところ。
そこで、事前にAIで料金の目安を調べてみたところ、今回の区間なら100,000ドン程度とのこと。
ふむふむ。
一番熱心に声をかけてきたおじさんに、料金を聞いてみました。
私「いくら?」
おじさん「200,000ドン」
いきなり倍の金額!(笑)
私「100,000ドンにして」
おじさん「180,000ドンでいいよ」
私「100,000ドン」
おじさん「150,000ドン」
私「高い……」
と言って、その場を離れようとすると、
おじさん「100,000ドンでいいよ!」
やったーーーーー!
交渉成立です。
こういうやり取りも、海外旅行の面白さのひとつですね。
ハノイの交通量の中を走るシクロはスリル満点!

いざ、シクロに乗って出発!
これが想像以上に面白かったんです。
目の前には車、周りには次々とバイク。
「えっ、ここで車の前に入るの!?」
「ちょっと待って、そんな狭いところを通るの!?」
と、心の中で何度も叫びながら(笑)。
ハノイの街の交通量は本当にすごいのですが、シクロに乗ると、その街の活気を全身で感じられます。
車の窓越しに眺める景色とは、また違った楽しさがあります。
オペラハウスに到着して、約束した100,000ドンをお支払い。
あまりに楽しかったので、感謝の気持ちを込めて20,000ドンをチップとして渡しました。
合計120,000ドン。
料金交渉も含めて、忘れられない体験になりました。
シクロに乗っているときの動画も撮影したので、ぜひご覧ください。
※シクロを利用する場合は、乗車前に料金と目的地を確認しておくと安心です。
フランス統治時代の面影が残る「ハノイ・オペラハウス」

シクロで到着したのは、ハノイ・オペラハウス(Hanoi Opera House)。
目の前に現れたのは、黄色い壁と白い柱が美しい、堂々とした建物!
ハノイ・オペラハウスは、フランス植民地時代の1911年に完成した歴史的な劇場です。
フランスの建築様式を取り入れた建物は、ハノイを代表する美しい建築のひとつ。
私はクラシックな建築が大好きなので、建物を見た瞬間からテンションが上がります。
白い柱と装飾が美しい!

近くで見ると、柱の装飾やバルコニー、窓のデザインなど、細かな部分まで本当に美しい。
黄色い外壁と白い柱の組み合わせが、青空によく映えます。
建物の前に立って見上げたり、少し離れて全体を眺めたり。
写真を撮る手が止まりません。

入口のひさしも、とても素敵!
曲線を描く鉄製の装飾や、黄色いガラスのような屋根。
こういう細部にまでこだわった建物を見ると、昔の建築って本当に贅沢だなぁと思います。

建物の周りを歩いてみると、正面とはまた違う表情が楽しめます。
ヤシの木や緑に囲まれた姿も美しく、ヨーロッパの建築と東南アジアの風景が一緒になっているのが、なんともハノイらしい。
オペラハウスの内部も見学したかったけれど……
実は、できれば内部も見学したいと思っていました。
場合によっては見学できるという情報を見かけたので、期待して訪れたのですが、残念ながらこの日は改修中のようで、入れる場所を見つけられませんでした。
公式ガイドツアーや日本語対応のオプショナルツアーもあるそうなので、これも次回に持ち越しです。
できればオペラやバレエ、オーケストラの公演も鑑賞したかったのですが、今回は日程が合わず。
ハノイには日本人の音楽家やバレエ関係者も活躍されているそうなので、いつか公演を観てみたいと思っています。
今回の旅は、少々予定を詰め込みすぎました(笑)。
でも、建物の周りをぐるぐる歩いているだけでも十分楽しかった!
次回はぜひ、内部や公演も楽しみたいです。
オペラハウス周辺も美しい街並み

オペラハウスの周辺には、ヨーロッパを思わせる建物が並んでいます。
プラダなどのブランドショップが入る建物もあり、旧市街の賑やかな雰囲気とは少し違った、落ち着いた街並みが広がっています。

広い道路をバイクや車が行き交う風景も、ハノイらしいですね。
近代のオペラハウス
旧市街にあるオペラハウスではなく、現在はハノイの西側にある比較的新しい劇場、Vietnam National Opera & Balletで公演は行われているようです。
ホームページはこちら。
日本人のバレエダンサー、指揮者などが活躍されているようなので観てみたいです。
ハノイの憩いの場所「ホアンキエム湖」へ
オペラハウスから、ホアンキエム湖はすぐなので、歩いて移動です。

湖の周囲には大きな木がたくさんあり、木陰に入るとほっとひと息。
ハノイの街はバイクも車も多く、とてもエネルギッシュ。
でも、湖の周りにはゆったりとした時間が流れています。
なんだか、東京の上野にある不忍池を思い出しました。
湖を眺めている人、散歩を楽しんでいる人、ベンチで休んでいる人。
アイスクリームを食べながらのんびり過ごす人の姿も見かけました。
観光名所でありながら、地元の人たちの日常が感じられる場所です。
赤い橋を渡って「玉山祠(ゴックソン寺)」へ
ホアンキエム湖に来たら、ぜひ訪れたいのが玉山祠(Ngoc Son Temple)。
湖の小島にある歴史的な祠で、赤い橋「テーフック橋」を渡って向かいます。

入口には、漢字が書かれた立派な門が。
ベトナムは現在、アルファベットを使ったベトナム語表記が一般的ですが、歴史的な建物には漢字が残されています。
日本人にとっても、どこか親しみを感じる風景です。
ちなみに入場料がかかります。
ここも現金での支払いでした。
※支払い方法は変わる可能性があります。
湖に架かる赤い橋が美しい

玉山祠へと続く赤い橋。
緑の木々と湖の風景の中で、赤い欄干がとても印象的です。
橋の上から眺めるホアンキエム湖も素敵でした。
緑に囲まれた静かな祠

橋を渡ると、緑に囲まれた落ち着いた空間が広がっています。
賑やかなハノイの街中にいることを忘れてしまいそう。

伝統的な建物の向こうには、ホアンキエム湖が広がっています。
水辺を眺めながら、少しゆっくり過ごしたくなる場所です。
本殿には美しい装飾が施され、立派な香炉が置かれていました。
屋根の上の龍の装飾や、色鮮やかな飾りも印象的。
オペラハウスのヨーロッパ風建築とは、まったく違った魅力があります。
同じ日に、これほど異なる文化や建築に出会えるのも、ハノイ観光の面白いところですね。
20,000歩以上歩いたハノイ観光1日目
玉山祠の見学を終えたら、ホテルへ戻ります。
宿泊しているホテルも旧市街にあるので、ここからはそれほど遠くありません。
朝から歩き続けて、気がつけば20,000歩を超えていました!
さすがに疲れた〜!
でも、タンロン城跡、文廟、ハノイ駅、トレインストリート、ホアロー刑務所、オペラハウス、ホアンキエム湖、玉山祠と、本当に盛りだくさんの1日でした。
ホテルに戻ると、美しい夕焼けが!

ホテルに戻って、ふと外を見ると、空が美しいオレンジ色に染まっていました。
建物のシルエットの向こうに広がる夕焼け。
1日歩き回ったご褒美のような景色です。
この日は、もう外に食事に出かける元気もありません(笑)。
日本から持ってきた非常食のリゾットを食べて、お風呂に入ったら、そのまま爆睡でした。
海外旅行に持参した非常食が、こんなところで役立つとは!
まとめ|ハノイは歩いているだけでも楽しい街
ハノイ観光1日目は、とにかくよく歩きました。
フランス統治時代の歴史を伝えるホアロー刑務所、美しい西洋建築のオペラハウス、そして湖に浮かぶ伝統的な玉山祠。
ハノイには、さまざまな時代の歴史や文化が共存しています。
そして、今回の思い出のひとつが、シクロのおじさんとの料金交渉!
最初は少し警戒していましたが、乗ってみたら想像以上に楽しくて、すっかりお気に入りになりました。
観光名所を巡るだけでなく、街を歩いたり、乗り物に乗ったり、現地の人とやり取りしたり。
そんな何気ない時間も、旅の大切な思い出になります。
まだまだ見たい場所がたくさんあるハノイ。
次に訪れるときは、もう少しゆっくり時間を取って、今回できなかったことも楽しみたいと思います。
