【新潟・燕三条】小嶋屋総本店のへぎそば|私が「蕎麦好き」になった原点の味

長岡の花火大会を見に、新潟へ行ってきました。

花火はもちろん今回の旅の大きな目的でしたが、もうひとつ、新潟へ行ったら食べたかったものがあります。

それが、

「へぎそば」

です。

今回訪れたのは、燕三条駅近くにある
「小嶋屋総本店 燕三条店」

実は私にとって「へぎそば」は、ただの新潟名物ではありません。

私が「蕎麦って、美味しいんだ」と初めて思った、蕎麦好きの原点ともいえる存在なのです。

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私は、もともと「蕎麦」より「うどん」派でした

今では旅先に行くと蕎麦屋を探してしまうほど蕎麦が好きですが、もともとは完全にうどん派でした。

蕎麦とうどん、どちらかを選ぶなら迷わずうどん。

そんな私が蕎麦に開眼したのは、20代の頃。

当時、東京・世田谷の深沢に住んでいました。

住んでいたマンションの近くに、へぎそばを出すお店があったのです。

何気なく食べに行ったそのお店のへぎそばが、とにかく美味しかった。

普通の蕎麦とは少し違う、ツルッとした喉ごし。

しっかりとしたコシ。

「蕎麦って、こんなに美味しいものだったんだ」

と驚いたことを、今でも覚えています。

美味しいものとの出会いって、人の好みまで変えてしまうものなんですよね。

そこから少しずつ蕎麦を食べるようになり、気がつけば、旅先でも美味しい蕎麦屋を探すようになっていました。

だから私にとってへぎそばは、ある意味、「蕎麦好きになった原点」なのです。

新潟に来たら、本場のへぎそばを食べたい

そんな思い出があるので、新潟へ行くとなれば、やはり本場のへぎそばを食べたくなります。

今回向かったのは、

小嶋屋総本店 燕三条店。

店の前には大きな「小嶋屋総本店」の看板。

そして入口へ向かうと、大きな木製の水車があります。

「ああ、新潟に来たなあ」

そんな気分になります。

小嶋屋総本店のへぎそばは、つなぎに海藻の布海苔(ふのり)を使っているのが特徴。

そのため、一般的な蕎麦とはまた違った、つるりとした喉ごしと強いコシが生まれるそうです。

まさに、私が20代の頃に衝撃を受けた「へぎそばらしい食感」です。

「へぎ」に並んだ蕎麦は、やっぱり美しい

そして運ばれてきた、へぎそば。

木の器いっぱいに、一口分ずつ美しく盛られた蕎麦。

この姿を見るだけでも、普通のざる蕎麦とはまた違う特別感があります。

そして何より、この艶。

見るからにつるりとしていて、なんとも美味しそうです。

へぎそばを食べると、

「ああ、これこれ」

と思います。

蕎麦なのだけれど、一般的な蕎麦とは少し違う。

つるっと口に入り、噛むとしっかりとした弾力がある。

私が昔へぎそばに惹かれた理由を、改めて思い出しました。

天ぷらも一緒に

そして蕎麦と一緒にいただいたのが、天ぷら。

海老をはじめ、茄子やオクラなど、見た目にも豪華。

へぎそばだけでも十分なのですが、やっぱり蕎麦と天ぷらの組み合わせは魅力的です。

つるりとした冷たい蕎麦の合間に、熱々の天ぷら。

そして、また蕎麦へ。

この往復が止まりません。

小嶋屋総本店には、へぎそばだけでなく、天ぷらや丼ものなどを組み合わせたメニューもいろいろありました。

旅先では「あれも食べたい、これも食べたい」と迷ってしまいますが、新潟に来たからには、やっぱり主役はへぎそばです。

蕎麦好きになった「原点」を思い出す

今回、燕三条でへぎそばを食べながら、20代の頃に住んでいた世田谷・深沢のことを久しぶりに思い出しました。

あの頃は、自分がこんなに蕎麦好きになるなんて思ってもいませんでした。

そして何十年も経った今、旅先で蕎麦屋を探し歩いている。

考えてみると、ちょっと面白いものです。

「私はうどん派だから」

と思っていた私の好みを、一杯のへぎそばが変えてしまった。

美味しいものとの出会いは、その時だけで終わるのではなく、ずっと後の人生までつながっていくことがあるのかもしれません。

長岡花火と、へぎそば。新潟らしい旅になりました

今回の新潟旅の大きな目的は、長岡の花火大会。

でも旅の楽しみは、目的地だけではありません。

駅を降りて、美味しいものを食べたり、知らない街を歩いたり。

そういう小さな時間も含めて、旅なんだと思います。

燕三条で食べた小嶋屋総本店のへぎそばは、私にとって懐かしさも感じる一食になりました。

へぎそばを初めて食べる方にも、

「普通のお蕎麦とはちょっと違うものを食べてみたい」

という方にも、一度味わってみてほしい新潟の味です。

そして私のように「蕎麦よりうどん派」という方も、ぜひ。

もしかすると、蕎麦の世界への入口になるかもしれません。

小嶋屋総本店 燕三条店

店名: 小嶋屋総本店 燕三条店
住所: 新潟県燕市井土巻三丁目139番
営業時間: 11:00〜21:00(ラストオーダー20:30)
定休日: 不定休(月1〜2回)

燕三条店は、小嶋屋総本店の直営店です。営業時間や店休日は変更される場合がありますので、訪問前に公式サイトで最新情報をご確認ください。