ハノイ観光|世界遺産タンロン城跡を歩く!旧市街から徒歩で巡るベトナムの歴史

ハノイ観光1日目。

見どころがたくさんあるハノイですが、実は今回、市内観光についてはほとんどノープランでした(笑)。

前日の夜、ハノイに到着したのは深夜。

それでも翌朝は、現地時間の6時には目が覚めました。

とはいえ、日本時間では朝8時ですけどね(笑)。

前日のハノイ到着についてはこちら。

朝食を食べ、荷物を整理し、少しだけ仕事をしてから、11時ごろ観光に出発しました。

宿泊しているホテルでは、ちょうど11時ごろにお部屋の清掃が入るので、自然と外出するきっかけになります。

ハノイ観光はノープラン!Googleマップで行き先を決める

今回、ホテルを予約する時には「旧市街周辺に観光スポットがたくさんありそう」という程度の認識でした。

そこで、Googleマップを眺めながら、気になる場所をピックアップ。

この日の観光予定は、次のようになりました。

  1. タンロン城跡
  2. 文廟(Temple of Literature)
  3. ハノイ駅
  4. ホアロー刑務所
  5. ハノイ・オペラハウス
  6. 玉山祠(Ngoc Son Temple)

どこもホテルから徒歩で巡れる範囲です。

ただし、すべて歩くとなると、それなりの距離になります。

しかも、この日は気温33℃!

今思えば、なかなか欲張った観光プランでした(笑)。

ハノイ観光で痛恨のミスが2つ!

実は今回、観光計画で2つの失敗をしてしまいました。

1つ目は、ホーチミン廟がメンテナンス期間中だったこと。

ホーチミン廟には、定期的に内部の公開を休止する期間があります。

今回はちょうどその時期に重なってしまい、内部を見学できませんでした。

2つ目は、ハノイ大教会を見落としてしまったこと。

ハノイの代表的な観光スポットの一つなのに、なぜかGoogleマップでチェックしていませんでした。

しかも、気づいたのは帰国してから!

「あっ! ハノイ大教会に行っていない!」

これは本当に痛恨のミスでした(笑)。

次回ハノイを訪れる時には、この2か所を必ず訪れたいと思います。

旧市街のホテルからタンロン城跡へ

ホテルを出発して、最初に向かったのは「タンロン城跡」です。

旧市街の狭い道路には、バイクや車がひっきりなしに走っています。

とにかく交通量がすごい!

最初は道路を渡るだけでも緊張しました。

ただ、何度か渡っているうちに、少しずつハノイの交通事情にも慣れてきました。

とはいえ、バイクが必ず止まってくれるわけではありません。

横断する時には、車やバイクの動きをよく確認しながら、慎重に歩く必要があります。

国防省の前を通過

ホテルからタンロン城跡へ向かう途中には、ベトナム国防省があります。

旧市街のホテルから西へ進むと、国防省、タンロン城跡、国会議事堂、ホーチミン廟と、ベトナムの歴史や政治に関係する施設が集まっています。

西)ホーチミン廟|国会議事堂|タンロン城|国防省|ホテル(東

こんな風にホテルから西に西にと進んでいけば、観光ができるのです。

首都ハノイならではの風景です。

街中にあふれるベトナム国旗

この日は9月3日。

前日の9月2日は、ベトナムの建国記念日(国慶節)でした。

その影響なのか、それとも普段からなのかはわかりませんが、旧市街や国防省の周辺には、大小さまざまなベトナム国旗が掲げられていました。

赤地に黄色い星が描かれたベトナムの国旗。

街中に赤い旗が並んでいると、とても華やかです。

国旗を眺めながら、ベトナムの人たちが自分たちの国を大切にしているように感じました。

それにしても、この日は暑かった!

気温は33℃。

湿度もありますが、それ以上に日差しの強さを感じます。

日本より南に来たことを実感しました。

世界遺産・タンロン城跡に到着

街の風景を楽しみながら歩いていると、タンロン城跡に到着しました。

正式には「ハノイのタンロン皇城の中心区域」として、2010年にユネスコ世界文化遺産に登録されています。

チケット購入は現金で

左側のブルーのところがチケット売り場

まずはチケット売り場へ。

建物の中に入ると、冷房がしっかり効いていて、まるで天国!

外が暑かっただけに、しばらくここにいたいくらいでした(笑)。

ここで一つ注意したいのが、チケットの支払い方法です。

私が訪れた時には、クレジットカードが使えず、現金で支払いました。

ハノイの観光施設では、現金が必要になる場面もあります。

ベトナムドンをある程度用意しておくと安心です。

※支払い方法は変更される場合があります。

チケットを購入したら、いよいよ見学スタート!

タンロン城跡とは? 約800年間、ベトナム王朝の中心だった場所

タンロン城跡は、ベトナムの長い歴史を物語る重要な遺跡です。

「タンロン」は漢字で「昇龍」と書き、かつてのハノイの名称です。

1010年、李朝の初代皇帝・李公蘊(リー・コン・ウアン)が、この地に都を移しました。

それから長い間、タンロンはベトナムの政治や文化の中心として栄えました。

1802年に阮朝が成立すると政治の中心はフエへ移り、タンロンは首都としての役割を終えていきます。

異なる時代の遺跡が重なっている

タンロン城跡の大きな特徴は、異なる時代の遺跡が地中に重なって残されていることです。

中国支配時代の大羅城から、李朝、陳朝、後黎朝など、さまざまな時代の建築物や遺構が発見されています。

古い建物が壊されたり、建て替えられたりしながら、同じ場所に新しい建物が築かれてきたということですね。

つまり、地面の下にベトナムの歴史が何層にも重なっているわけです。

これは興味深い!

さらに近代になると、フランス植民地時代やベトナム戦争の時期にも軍事施設として利用されました。

敷地内には、当時の司令室なども残されています。

長い歴史の中で、時代ごとに異なる役割を担ってきた場所なのです。

ハノイ旗塔|ベトナム国旗が掲げられた歴史的建造物

Hanoi旗塔

タンロン城跡へ向かって歩いている時から、ひときわ目立っていたのが「ハノイ旗塔」です。

1812年、阮朝時代に建設された歴史的な建造物です。

高さは約33メートル。

三層の台座の上に塔がそびえ立ち、その頂上にはベトナム国旗が掲げられています。

近くで見ると、なかなかの迫力!

私が訪れた時には、見学できる部分に登ることもできました。

上から眺めるタンロン城跡の景色も素敵です。

一番上の塔のところ以外、下の三段は登ることができます。

修復中だったタンロン城塞の正門

Hanoi旗塔から眺めるタンロン城塞

ハノイ旗塔から、タンロン城塞の正門へ向かいます。

ところが、残念ながら正門は修復工事中。

足場が組まれていました。

歴史的な建造物を維持していくためには、こうした修復も必要なのでしょうね。

正門の近くでは、作業員の方たちが休憩していました。

時刻はちょうど正午ごろ。

木陰の芝生に寝転がっている姿が、なんとも気持ちよさそう!

この日は本当に暑かったので、

「私もここでお昼寝したい!」

と思ってしまいました(笑)。

城塞の上から見える国会議事堂

城塞の入り口には立派な門があり、その奥に飾られたランタンも美しい眺めでした。

観光客はそれほど多くなく、ゆっくり写真を撮ることができました。

そして、城塞の上へ。

そこからは周辺の景色が見渡せます。

遠くに見える近代的な建物は、ベトナムの国会議事堂。

歴史ある城塞と現代の政治施設が、同じ景色の中に収まっています。

ここがベトナムの政治の中心地であることを、改めて実感しました。

中国文化の影響を感じる建築

城塞の内部にも入ってみました。

建物の造りや祭壇の装飾には、どこか中国の寺院や宮殿を思わせる雰囲気があります。

ベトナムは長い歴史の中で中国文化の影響を受けてきた国。

こうした建築物にも、その歴史が表れているのかもしれません。

ベトナムで初めて自動販売機を利用!

タンロン城跡の見学を終える頃には、すっかり汗だく。

持参した水も、あっという間になくなってしまいました。

チケット売り場の出入り口まで戻ると、自動販売機を発見!

ベトナムで初めて見る自動販売機です。

「ちゃんと買えるかな?」

と、ちょっとドキドキ(笑)。

でも、実際に使ってみると、とても簡単でした。

パネルに表示された商品の番号を入力し、お金を入れるだけ。

無事に購入できました!

天然バナナミルクジュースが美味しい!

購入したのは、天然バナナミルクジュース。

朝食をたっぷり食べていたので、正午を過ぎてもあまりお腹が空いていませんでした。

そこで、軽く飲み物だけにすることに。

これが、めちゃくちゃ美味しい!

暑さで少し疲れていたところに、甘くて冷たいバナナミルクジュース。

すっかり元気が出ました。

こういう何気ない発見も、海外旅行の楽しみですね。

タンロン城跡から文廟へ|徒歩で移動

次の目的地は、文廟(Temple of Literature)です。

Googleマップで調べてみると、バスなら約12分、徒歩なら約17分。

せっかくなので、ハノイの路線バスにも乗ってみようと思いました。

そこで、バスの電子チケット用アプリをダウンロード。

ところが、電話番号の登録がうまくいかず、結局利用できませんでした。

後から調べてみると、路線バスは現金で乗車することもできるそうです。

今回はバスを諦めて、歩いて向かうことにしました。

暑いけれど、歩けば街の様子も楽しめます。

さて、次はベトナム最古の大学があった場所として知られる「文廟」へ。

その様子は、次の記事でご紹介します。

まとめ|ハノイの歴史を感じる世界遺産・タンロン城跡

今回、ハノイ観光の最初に訪れたタンロン城跡。

約800年にわたって歴代王朝の中心となった場所だけあって、見どころの多い史跡でした。

歴史的な城塞のすぐ近くに、現在の国会議事堂や国防省がある風景も印象的です。

過去と現在が同じ場所に共存している。

そんなハノイの魅力を感じることができました。

ただし、9月のハノイは暑い!

広い敷地を歩いて見学するので、飲み物や日差し対策は欠かせません。

日傘や帽子をお忘れなく。

今回は、修復工事中で見られなかった部分もありましたが、それもまた旅の思い出。

ハノイを訪れるなら、ぜひ立ち寄ってみてほしい世界遺産です。